龍河洞は、日本三大洞窟のひとつでもあり、非常に歴史のある鍾乳洞。
ここの
ホームページを見てみると、「冒険コース」なるものがあるではないか。
観光用の一般洞以外のコースをガイドつきで歩かせてくれるという。これは行くしかないでしょうと、申し込んでみた。

集合時間に行ってみると、コースはAとBの2種類あり、Bは結構ハードだという。迷わず、Bコースを選択(笑)。料金は、一般洞1000円に対して、Aコースが2000円(服を持参すれば1500円)、Bコースが3000円だ。料金にヘルメット、ヘッドランプ、つなぎの服と長靴が含まれる。かなり汚れるので、服は借りるのがお勧め。僕らはシューズはキャニオニング用&カヤック用のシューズを持参してこれを利用した。


観光洞をしばらく歩いて、右にそれる。いきなり匍匐前進となる。観光洞を外れると施設は一切なくなる。体がやっと通り抜けるような穴や、涸れ滝などを全身を使ってすり抜け、よじ登る。なかなか歯ごたえのある登りもあり、石灰岩の初級ボルダーの連続だ。鈴鹿の滝洞谷をちょっと思い出した。


Aコース用に、はしごがかけられているところがあちこちにあるが、わざわざはしごをはずしてトライさせてくれた。本当にやばいところは「禁止」だったが、基本的にはかなり自由に登らせてくれる。僕も2本ほど新ルートを開拓?
いや〜これで3000円は安い、というのが感想。機会あれば、ぜひ、行くべし。なお、Aコースは小学生でも大丈夫というが、Bコースは、クライミングや沢をやっていない人はちょっと怖い思いをするかも。彼女はかなり怖かったらしい。(危険ではない)
ただ、今回は平日だったのですんなりと取れたが、このコースは1日に4組、最大20人しか受け入れておらず、観光シーズンの週末は結構予約を取るのが難しいとのこと。
一般洞のほうも、この鍾乳洞はなかなか面白い。弥生人が置き忘れた壺が、鍾乳石と一体化したという、非常に貴重な物も見られる。