電子国土Webシステムでは、地図に重ね合わせるデータをJSGI形式と名づけられたXMLデータで作成することになっている。
このデータのURLを地図を開く際にAPIに渡して、地図と重ね合わせて表示するのであるがこのとき、http://から始まる、インターネット上どこからでも参照できる形式でないと受け付けてくれない。これはまあ、電子国土のサーバー側から読みに来るわけだから当然だ。
一方で、電子国土プラグインを使わない僕の作成したページは、表示は電子国土APIに任せるとして、クリック時の動作などは、ブラウザが直接取得した上記のXMLデータと、JavaScriptのイベント処理をあわせて実現している。地図に重ね合わせるデータはJavaScriptのXMLオブジェクトを使用しているのだが、こちらは逆にセキュリティ上の理由によりhtmlファイルと同じドメインにあるローカルなファイルからしかデータを読み出せないのである。ブラウザの機能のみを使用する場合、これは超えられない壁だ。
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