実はワタクシ、この5月いっぱいで今の職場を辞めるのである。
で、次の職場へ移るまでの間、5日間ほど休みがあることになった。この時期、これだけ続けて休みがあることは、初めてのことだ。
せっかくなので、どこかに行こう。やっぱり、テレマークツアーかな。
しかし、この時期スキーができるところって、そもそもどれだけあるのだろう。
はじめは、北海道でも行くか、と思って調べてみたが、意外とこの時期の北海道って、雪ないのね…
今年は、標高が高いところが例年以上に残雪豊富なようなので、本州中部山岳の方が良いかもしれない。そこで思い浮かんだのが、GWに行った黒部源流エリア。
先週の白山の感じで、6月初めでも標高2000m以上あれば、結構残雪は期待できるのではないか。そして、黒部源流のあたりなら、ほぼ全体が標高2000m以上ある。
さっそく地図を見て、残雪の豊富そうな北〜東寄りの魅力的な斜面を探してみる。
まずは、黒部五郎のカール。
そして、三俣蓮華の北東斜面も面白そうだ。
祖父岳の北東のボウル状地形もかなり良さそうだ。三俣蓮華から、黒部川源流を横切って無理なくつなげることができる。
そこから、岩苔小谷を滑って、高天原へ。この谷がこの時期埋まっているかはわからないが、この地形ならたとえ割れてきても逃げることは容易だ。
帰りは雲ノ平、薬師沢小屋を経由して、余裕があれば薬師岳あたりに足を延ばせば完璧。
問題は、この時期このエリアに行ったって記録がほとんど見当たらない(まあ、普通はGWに行くよね)のでどれだけホントにスキーができるかである。でも、こんなことを考えるのも、実に楽しいものだ。