2008年05月29日

紆余曲折の4人用テント選び

4人用テントを買い替えたい。

現在、使っている4人用テントは、大分昔のさかいやのオリジナルのテントなのだが、これがもはやボロボロ。グラウンドシートの防水が落ちて、雨も降っていなくてもすぐに水が浸透してくるし、シームテープはあちこちはがれ、ゴムのループ類は軒並み切れている、という状態だ。気合い入れて補修する手もあるのだけど、十二分に元を取るくらいは使ったはず(最近は使っていないけど…)。
ということで、新しい4テンを検討してきた。

アウトドアの道具の中で、テントは最も購入において悩むものの一つではないだろうか。何しろ、アウトドアにおける自分の家だ。前のさかいやのテントも悩みに悩んで、カタログや、店頭などで検討しまくって決めたものだったなあ。
もちろん今回も、あーだこーだと実に半年以上悩んできた。そして紆余曲折を経て最近ようやく、「これだ!」というのを発見したのである。

選定基準はこんな感じだ
1.オールシーズン使うつもりがある(もっとも、テントの3シーズンと4シーズンの基準はあいまいだ。個人的には、インナーテントに閉じられないメッシュのパネルを持つタイプでなければ、冬でも問題なく使えると思っている)
2.4人用なので、最低2m×2mのサイズは欲しい。
3.最近、山中だけでなく前泊などで、アスファルト上などに張ることが多い。ペグダウンしなくても性能を発揮できるものがよく、自立は必須。
4.前室は絶対欲しい。
5.軽いに越したことはないが、一人で使うことはほぼあり得ないので分割した時の最大パーツの重量の方が重要。

3.の基準により、インナーテントとフライのクリアランスがペグダウンしないと確保できない2ポールタイプのダブルウォールテントはほぼドロップアウト。
シングルウォールテントを選ぶ場合は、4の前室の確保が問題だ。とはいえ、ゴアのテントにフルフライをかけるのはなんか損した気分なので、前室部分だけにフライがあればいい。
ということで、シングルウォール+前室フライというスタイルがとれるテントにまず的を絞ったのである。

まずは、国産のテントから。
国産の山岳テントメーカー、アライテント、モンベル、エスパース、ダンロップや、ICI、IBSなどのショップオリジナルブランドのテントは、いずれもゴアテックやそれに準じるタイプの素材を使ったテントをラインナップしている。

mightydome4.jpg
が、4人用で、前室フライをラインナップしているタイプというと、
実はモンベルのマイティドーム4(ゴアテックスではないが、ブリーズドライテックという似たような素材を使っている)しかない。
それで、これをまず第一の購入候補として使用感などを調べてみた。

…まあ、シングルウォールということで覚悟はしていたのだが、透湿素材と言ってもやはり結構結露はするようだ。
考えてみると、ダブルウォールテントのフライシートってせいぜい1500mmとか、それくらいの耐水圧しかない。ゴアテックスなどのようなウン万mmと言った耐水圧って、必要なんだろうか。それより、通気性にもっと振った素材を使ったテントの方がいいんでないかな〜。
そう思って、目を転じてみると、最近海外では結構シングルウォールテントがはやっていて、それらはだいたいEPICなどの完全防水というよりは「超撥水」系の素材を使っているようなのだ。むしろ、ゴアテックス素材のテントって、海外ブランドのものでは見たことがない。
ということで、方針変更。海外ブランドのシングルウォールテントを次に検討してみることにした。

海外ブランドのものでも、シングルウォールで、4人用で、前室フライがとれるもの、となると結構絞られてくる。また、海外ブランドのテントは複雑なフロア形状をしたものが多いが、基本的にはスペース効率のよい長方形に近いものが好きだ。

そんな条件を満たすものとして、以下の3つが残った。

810010_Bombshelter.jpg
Bibler BombShelter

Xanadu.jpg
Golite Xanadu

810160_GuideLight.jpg
Black Diamond Guiding Light

これらのテントは、いずれも日本には未入荷モデルと思われる。

まずは、BiblerのBombshelter。Biblerは、現在はBlack Diamond傘下のテントブランドで、Black Diamondブランドのテントもここが製造している。
正直なところ、はじめこのBombshelterには惚れ込んだ。レビューなどを見ても、性能的には文句なし。名前に違わぬ堅牢性と、ビルトインされた広大な前室。裏が起毛した独自素材Toddtexを使用し、結露もほとんどないという。
問題は、まず$800という値段。そして、4kgとちょっとヘビーなこと。
重量的には、分割重量が小さければそれほど気にはしないのだが、このモデルの前室はビルトイン。で、スタックサックに入れたテント本体のみで、2.8kgという記述を見つけて、断念することにした。

スペックだけ見て、これは!と思ったのはGolite Xanaduだ。
前後に前室フライのみを持つシングルウォールテントで、EPICとSilNylonを本体素材に使用して、重量は2kg。ポールを除いた本体は1470gしかない。
注目すべきは、側面全体にわたる長ーいベンチレーションを持っていること。これなら、シングルウォールテントの苦手な暑い時期でも、快適なのでは?
かなり買う気になって、BackPackingTest.orgのテントのレビューを見てみたら
「入り口ドアがメッシュのみ、側面の長いメッシュベンチレーションも閉じることができない」
「吹雪や砂塵の中では、雪だらけ、砂だらけ」
「4シーズンテントをうたっているが、タープテントのようなものだと思った方がいい」
といった感想をレビューワー全員が寄せていて、がっかり。で、これも却下。

Black Diamond Guiding Lightは、これといった弱点がなさそうなテントだった。
日本にも入ってきている、LightHouseやFirstLightなどの4人用バージョンで、本体はEPIC、グラウンドシートに30DのSilNylonで、重量は本体+ポールで2.44kgだ。プラス440gでVestibule(前室)が付く。
グラウンドシートの30Dという薄さだけが気にはなったが(最近の国産テントで主流の40Dナイロンでも、頼りなさを感じているので)、ほぼこれで決まりと思って、後はいかに安く買うかということを検討し始めた。
が、その時、それまで全く存在を知らず検討対象に入っていなかったあるメーカーのテントがふと目に入ったのである。

その2に続く。
posted by S.A at 01:37| Comment(5) | TrackBack(2) | 道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私は最近小川テントのアルバーゴを買いました。

快適です。

もっともオートキャンプ用として、居住性に重点をおいていますが。
Posted by 嶽志 at 2008年05月29日 10:00
きみの考察につりあうだけのコメントは
全く浮かびませんのであえて一言。

いいお買い物したね♪
Posted by こーいち at 2008年05月29日 16:53
はじめまして、「FX500」と「ディカパック」のキーワードで検索したら辿りつきました。
私もディカパックをFX500に利用したく、誰かレビューがないかと検索していたのですが、
先ほどメーカーから返答があり、FX500には「ディカパックαのWP-410」が対応してるとのことでした。
本日のブログと関係ない内容ですいません、失礼しました。
Posted by 通りすがり at 2008年06月06日 00:35
>嶽志さん
オートキャンプ用と考えると、選択肢はすごく広くなりますよね。今回は、山岳用にといろいろこだわりだして、迷宮入りに…

>こーいっつぁん
ああ、いつもの癖が…

>通りすがりさん
WP-410なんて、モデルが出ておりましたか。
僕がチェックしたときはまだ出ていなかったのでした。情報ありがとうございます。

Posted by 野遊び人 at 2008年06月09日 00:08
全国各地のネカフェ難民や家出少女たちは家出掲示板で泊めてくれる男性を探す子が多いです。当掲示板では毎日多数の家出少女からの書き込みが投稿されています。興味をもたれた方は今すぐどうぞ。
Posted by 家出少女 at 2009年05月13日 17:21
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