2008年05月04日

黒部源流テレマークツアー

黒部川源流エリア

山をやる人間の多くが感じるであろう、「クロベ」の響きに対する憧れと、地図を見ているだけでいろいろな想像力をかきたてられるその地形に惹かれ、かねてから行ってみたかった場所の一つだ。

この地に今年のGWに行くことにした。とはいっても、行ける日程は1泊2日しかない(←別にGWじゃなくてもいいじゃないかと言われそうだが)。
本来なら、ゆっくりと数日滞在したいところであるが、神岡の飛越トンネルから入るルートであれば、1泊2日で(がんばれば日帰りでも)十分楽しめる。
1泊2日で、寄り道して滑りも十分楽しむことを考えると、黒部五郎、薬師あたりまでがターゲットになるだろう。今回は飛越トンネルから北ノ俣岳、黒部五郎岳周辺を選んだ。

前泊地の飛騨古川の道の駅を、朝7時頃出発。
飛越トンネルまでは国道を外れてからも山道を延々と走る。トンネルへの登りの始まる前のあたりが実にイイ感じの高原になっていて、このあたりに滞在する目的で来ても楽しそうなところだ。
飛越トンネルに到着したのは9時。所要時間をきちんと調べていなかったのが悪いのだが、ちょっとゆっくりしすぎである。
手前数百メートルのところで、雪崩が道路をふさいでいてそこから歩きになったが、ここまで入れれば十分だろう。
トンネルはきっちりとふたがされていた。帰りは、寺地山周辺から有峰湖側に滑り、トンネルをくぐって帰ろうかと思っていたが、これではちょっと厳しいなあ。

稜線までの夏道で、雪につられてルートを失い、ちょっとタイムロス。稜線に上がって少し歩くと雪はつながっており、そこからはすべてシールで歩くことができた。

20080504HietsuSindo.jpg
この飛越新道ルート、地図からもアップダウンが多いことは分かっていたが、針葉樹の林の中は地図にない細かい起伏がうねうねと続いていて、思いのほかしんどい。
加えて、この暑さ!
快晴無風で、スキーでここまで暑い思いをしたのは久しぶりである。避難小屋まで持てばいいかと少なめに持っていた水は途中で飲みほしてしまい、かなりへろへろにやられてしまった。

20080504KitanomataEnbo.jpg
寺地山のピークを避けて、南から巻くと、目指す北ノ俣岳の大斜面を見晴らすオープンバーンに出た。まだ登りがあるのはわかっていたが、ここでシールをいったん外す。が、楽しい滑りは一瞬で、またすぐに細い尾根、そしてまた登り返し。

ようやく、樹林帯は完全に終わり、間もなく避難小屋であった。ここまで4時間ちょっと。暑さにやられて休み休み来たのもあるが、距離と標高差の割には時間がかかるルートだ。

避難小屋は、こじんまりとしているが、なかなか清潔で快適。先客もいないので今夜の宿に決め込んだ。冬でも使える水場があると聞いていたので探してみると…、小屋のすぐそばの地面に20cmほどの穴があいていて、中が空洞になっており、水がちょろちょろ出ているのが見えた。スコップで広げて階段をつけ、水場も確保。

20080504Telemark.jpg
さて、今日ははじめは北ノ俣岳往復くらいするか、と思っていたのだが、暑さで疲れてすっかりモチベーション低下。周辺を適当に登って何本か滑るだけにすることにした。


Houseさん滑る。


僕も滑る。

小屋周辺は中斜面が延々と続く絶好のゲレンデで、合計300mくらいしか滑っていないが、なかなか満足度は高かった。

小屋に戻ると、遅れて追ってきていたN君が到着していた。3時間ほどでサクッと来れたようで、さすがである。明日は手加減してね…
posted by S.A at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | テレマーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。