平瀬のゲート前を4:00出発。はじめは自転車を使っての長い林道のアプローチだ。
過去2回来たときは、かなり自転車にも乗っていたし、トレーニングもしていた時期で、この区間がしんどいとは、全く思わなかったのだけど…
今日漕いでみたら、途中から完全に足が止まった。情けないっていうか、1日持つのだろうかと不安になる。
2時間ほどで、白水湖畔の台地の下に到着。装備替えをして、台地に取りつく。3年前の同時期に来た時より雪が少ないようで藪こぎに難儀した。

朝日の中、台地下部のブナ林を進む。

標高1500くらいからは、一気に木がまばらになり、ダケカンバの疎林になる。

小さな沢をつめて、左手の尾根上に上がる。ひと登りで、眼前に双耳峰としての白山が全容を現すようになる。何度見ても感動の景色だ。
が、このあたりからやはり完全に足が止まる。今日は同人の中でも健脚揃いのメンバー。今日は足を引っ張ることになりそうだ。

1900mあたりから、転法輪谷を詰めることにした。シールで登りきろうと思ったら、このルートが一番楽だろう。上部で左右の谷から小規模な点発生の湿雪表層雪崩が出ているが、危険なものではない。
2500mのコルまで上がると、結構風が強い。風を避けるように南西面に回り込み、フィルムクラストを蹴散らしながら登っていく。雪面は大分緩んで、シールのみで全く問題なかった。

最後尾からヘロヘロと12:00に山頂到着。登りがこんなにしんどいと思ったのは初めてだ。日頃からもう少し運動しなきゃ…
別当側の斜面からも、2人の単独行のスキーヤーが登ってきていた。現時点では、白峰から自転車でのアプローチなので、こちらも大変だ。ひとりは女性で驚いた。(電動アシスト付きを使ったそうであるが)

大休止ののち、滑走に入る。御前峰の南斜面は、快適なザラメ急斜面だ。

転法輪谷の上部も若干重くなるが快適に滑って行ける。デブリが出ているがやわらかく、問題なく蹴散らして行ける。
しかし、斜度が緩むにつれて、グサグサのストップスノーになってきた。テレマーク的にこういう雪はしんどい。2,3度ヤラれてしまった。
1900m付近で谷から台地上に戻ると、ふたたび雪質は快適に。最後に下部でちょっと迷ったりしつつも、一気に滑り降りた。
やはり、この場所はロケーションの良さと滑りの楽しさトータルで、僕の知る限りでは最高のBCフィールドだと再確認である。
さて再び自転車で帰ろうとすると、何と後輪がパンク。調べてみるとすでに後輪のタイヤがかなり劣化しており、非常にヤバい状態になっていた。キャリアがついていて便利なので、ヨメのMTBを借りて来たのだが、事前にきちんとチェックをしていなかった。反省。
幸い、備えはあるのでチューブを交換し、タイヤにはガムテープで補修。バースト寸前のタイヤをいたわるようにそろそろと下り、何とか無事に戻ることができた。