2007年09月30日

シーカヤックで舟屋見物

丹後半島の伊根町の商工会が主催している「舟屋の町並み 視ーカヤック体感事業」なるイベントに参加してきた。もちろんYo君も一緒に、ホエールウォッチャーで参加である

舟屋とは、1階が海から直接アクセス可能な船のガレージ、2階が居室となっている建物で、ここ伊根町では、現在でも230件以上の舟屋が立ち並び、日本ではここだけ、世界でも珍しいという独特の景観を作り出している。そんな舟屋を、海から眺めてしまおうというイベントだ。

初めに断ってしまうけど、伊根湾のツーリングは、個人のツアーでは「基本的に不可」とのことである。
湾内で、出艇可能な場所は1ヶ所のみだが、そこも漁協の施設であり、勝手に使うことはできない。また、ブログ内で、(もちろん事前の許可を得て)舟屋に上陸しているけれど、舟屋は現役の生活・仕事の場であり、勝手な上陸は当然ダメ。あまり近づいてしまうことも、他人の庭に勝手に入り込むようなことだと思わなくてはならない。興味を持ったら、上記商工会のイベントを通じて、訪れてほしい。

イベントの集合は、昼ごろだ。午前中も少し漕ごうかと早朝に家を出たが、天気は雨模様のため午前中はまったり過ごす。
シーカヤック初心者もいるので、事前に簡単なパドリング講習とコースの概要や注意事項などの説明を受けて、さあ出発。天気予報は、悪いほうに外れて雨がやむ気配はなし。今年は、パドルを握るたびに、ことごとく雨に降られている気が…

伊根湾は、日本海には珍しく、南に開いた湾。また、湾の入口を青島がふたをしてうねりが湾に入ってくることもなく、、急深で、干満の差がとても小さいというまさに天然の良港。これらの条件が、舟屋を可能にしているのだろう。護岸もほとんどなく、漁港としては驚くほど水質がきれいだ。

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湾を時計回りに漕ぐ。この写真のあたりは、映画「釣りバカ日誌」やNHKの「ええにょぼ」の中でロケ地として使われたところ。

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こんな水面に近い視線から、舟屋を眺められるのはシーカヤックならではだ。

先週カヤックに乗って以来、カヤックの写真や動画を見るたびに「いっちに!カヌー」とノリノリであったYo君だが、今週はあまりパドリング意欲がわかない様子。とはいえ、ウミネコの声を聞いては
「にゃーにゃーねこ!」(猫じゃないけど…)
と叫んだり、遊覧船を見ては
「おふねおっきいね〜」
と言ったり、岸の人に手を振ったり、嫌がっているわけではなく、自分なりに楽しんでくれてはいたようだ。

湾の入り口を横切って、青島へ。この島は、神社やら、鯨の墓やら、いろいろとあるらしいが、女人禁制とのことなので、今回は上陸せず。

再び湾を横切って、今度は西の端から舟屋をめぐる。

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江戸時代からあるものを修復したという舟屋に、好意で上陸させてもらえることになった。

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近くで見る舟屋は、「並行」とか「垂直」とか「水平」といった概念の通用しないなかなかアバウトな建造物。地形にそった作りで、それなりに必然性はあるのであるが、現代の大工さんは、修復に相当苦労したとか。

このあたりから、雨もやみ、曇り空も少し明るくなってきた。Yo君もパドリング意欲が復活したか?時々マイパドルでパドリングをしていた。

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造り酒屋さんの裏手のあたりの小さな湾の周囲も、なかなか風情のある舟屋が集まっているところ。ここでは、「男はつらいよ」の映画のロケが行われたとか言ってたっけ。

漕いだ距離にしたら、とても短かったけどなかなか中身のあるツーリングであった。
posted by S.A at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | カヌー・カヤック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Tracked: 2009-09-15 19:03
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