2005年07月30日

台湾・東西横貫公路の旅

今週末は土日休み
借りたMTBを生かせる遊び場を考えてみた。
台湾で、自転車で走る道として私にとって魅力的なのは東西横貫公路だ。
タロコの大渓谷を抜け、断崖絶壁の道を走り、3000m級の山の連なる中央山脈を通って、台湾を東西に横断する道。
クライマックスは合歓(フゥーワンと読む)連峰の間を縫う3000mオーバーのスカイラインルートで、最高点の武嶺は3275mもあり、乗鞍・畳平よりはるかに高い。
今回、東西横貫公路から自転車でアプローチし、台湾3000m峰に登るプランを試みた。
この辺りの地図


ところで、台湾は登山は完全には自由になっていない。
台湾は、九州ほどの国土に100を超える3000m峰を抱えているが、3000mを越える山は通常許可が必要で、しかもガイド同伴でないと登ることができないらしい。単独行も不可だ。
そのため、地元の山岳会や旅行会社などに頼らず、個人山行として高峰を目指すのは結構ハードルが高い。
ただ、合歓連峰のいくつかの山は、周辺まで道路が通っていることもあって、登頂は容易になっており、これらの山は許可なく自由に登ることが可能だ。今回目指した山もそんな山のひとつである。

初日はアプローチ。
この日の宿を、東西横貫公路の大禹嶺の分岐から30kmほど外れたところにある梨山という町に取った。
「台湾のスイス」などとも言われる標高1800m付近に広がる町で、梨、りんご、桃、茶などの(台湾での)高原作物の産地だ。
初日も自転車でのアプローチも考えたが、見知らぬ異国で3000m以上登ってのアプローチはリスクも高い。ここはおとなしくバスで入り、翌日走る道の偵察を兼ねることにした。

梨山に入るバスは現在1日1本、花蓮から朝9:30に出る。
台北付近を朝出てこのバスに乗るのは不可能。前夜のうちに花蓮入り。宿は一泊700元の金龍大飯店に取る。
うっかり地図も宿の名前も忘れて、花蓮駅からガイドブックを見ていたときの地図と宿の外観の記憶のみでたどりついたり、たどり着いたと思ったら深夜のためか宿が閉まっていたり(連絡してたのに〜)、しょっぱなからピンチが続いたが、何とか宿に入れた。
部屋は700元という値段なりだが、宿のおばさんが日本語が堪能でとても親切。バスターミナルも宿の前で便利だ。

花蓮から梨山までバスでも5時間かかる。
予想通りではあるが、道がとんでもないところを走っていること、路面状態は概ね良好なこと、ところどころ、道路が大崩壊しているところがあること、トンネルが真っ暗で狭く、恐怖であることなどを確認しつつ、梨山に到着。
梨山は山の北斜面にあり、町といえるのは街道沿いに開けた距離1kmの区間のみ。

IMGP2136.JPG
ただし、その周囲は、山の上も下も、見渡す限りずっと果樹園が広がっている。下界とはうってかわって涼しく、ロケーションもすばらしい。夕方になると、続々観光バスが到着して、なかなか人気の観光地のようであった。
もともとは、タイヤル族(泰雅族)という原住民が住んでいたところで、今もその比率は高い。

IMGP2146.JPG
時間はあったので、ブラブラと周辺散策。梨山文物展示館というところを見学し、フルーツの露天で梨山名産の果物を一通り買い込んだ。

宿は福忠大飯店という、これまた1泊1000元の経済的な宿。英語がちょっと通じる程度で、言葉には苦労した。
posted by S.A at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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