けれど、5月に韓国に来て、木全体が雪をかぶったような見事な白い花を咲かせている木がよく目に付いた。一見して日本では見たことのない雰囲気を感じる木だ。「なんだこの木は?」と近づいてみると、

こんな繊細な花。ある程度植物を見慣れている人間には、花って、たいがい近くで見ればおおよそ何の仲間であるのか位は見当はつくのであるけれど、これはさっぱりわからなかった。
と、別件でネットで調べ物をしていて偶然この花を見つけた。
日本名で、モクセイ科のヒトツバタゴという花で、またの名を「ナンジャモンジャ」ともいうらしい。。日本で自生しているのは岐阜県東濃地方と愛知県・長野県の一部、長崎県対馬の北端くらいで、岐阜県などでは自生しているものについては、多くが天然記念物に指定されているという、珍しい花のようだ。どおりで見たことがないわけだ。
ところで、この「ナンジャモンジャ」という実に面白い俗名だが。語源はその語感のとおり、「あれは何者だ!」とか、「何んちゅうものじゃ」とか言う意味のようだ。「なんだこの木は」と感じた僕の感覚は、かなり「イイ線」行っていた、といえるかもしれない

