最近、アルパイン系のパートナーとなっているごましおさんと、山の会のアルパインの大ベテラン、PINEさん、くりさんと鎌倉峡・百丈岩に岩トレに行って来た。
百丈岩、初めて来たけれどアルパインのゲレンデとしては非常にポピュラーなところのようだ。取り付き付近には売店などもあり、アプローチも容易(最寄の道場駅からは遠いけど)。麓には、確保実験・練習用の百丈やぐらなる施設もあった。
天気は非常に微妙。途中の宝塚駅で土砂降りの雨を見て帰ろうかとも思ったが、現地は何とか天気は持っていた。
百丈岩は、60mほどの高さがあり、いたるところにルートが作られていて、登り放題である。本体へ取り付くまでにやさしいクライミングがあり、そこで2本ほど、ウォーミングアップを兼ねて手順の確認を行った。
ここを登ると、正面にこれから登る百丈岩がそびえているのが見える。
この岩場には非常に詳しいPINEさんらの案内で、今回は正面壁の左右の2本のルート、および東稜を登ることにした。
正面壁左側のルートは、傾斜も強く細かいところもあり、直前に一雨降ったのもあわせて結構怖かった。上部にはいかにもアルパインらしいチムニー登りもあっていいルートだ。とはいえ、今回はごましおさんのリード練習メインだったので、僕はほとんどフォロー。楽に登らせてもらった。PINEさんによると、ここを登れれば、剣岳などの初級向け人気ルートはまったく問題なく登れるとのこと。来年あたり、行ってみたいな。
東稜は易しいが、稜線伝いのルートなので景色が良く、登って楽しい。
最後に、東稜登攀のラスト5分で土砂降りの雨にあい、ずぶぬれになりながら帰還。もうあと20分ほどもってくれれば完璧だったのに。