もともとヒールフリーのテレマークは、リリースなしでも怪我はしにくい。スキートップが刺さっても、べたんと前に倒れて笑っておしまいだ。
だが、横方向にねじられると…テレマークといえど膝をやられてしまうことがあるのは当然だ。
テレマーク用のリリース機構としては、ロッテフェラーからTRP-100というのが出ている。(今は代理店のカタログ落ちしているので、発売中止になったかな?まだ売っているところがあったのでそこにリンク)また、Voileからもリリースプレートや、リリースつきビンディングが現在も売られている。
が、この2つの製品、ものすご〜く昔からまったくモデルチェンジしていない。
実際「昔の細板時代に設計されたものなので、最近の道具には合わない」という話も聞いたことがある。
いずれも、いまいち食指が動かない。
最近のリリースビンディングといえば、7tmがある。このビンディングのリリース機構はすっきりまとまっていて、デザインも良く、性能的にもよさそうだ。しかし肝心のビンディング機構については、あまりいい評判は聞いたことがなかったりする。これで、普通のケーブルビンディングと組み合わせてくれたらいいのに…というのはみんなが思うところなのではないだろうか。
ネット上で調べてみると同じことを考える人は多いようで、改造例はいろいろ見つかる。
たとえば、7tmのトゥプレートにケーブルフックをつけてCobraと組み合わせたもの。
別の例では、トゥプレートの余分な部分を切り落として、上から別のビンディングをつけるというものもある。
しかし、後発としては単なる模倣になってしまうのもいやである。僕の場合は、7tmのリリースユニット部分のみを利用して汎用的に使えるリリースプレートを作ることを試みることにした。
この方法のメリットはいろいろある。
ひとつは、プレートより上のビンディングそのものの部分を容易に交換できること。
もうひとつは、7tmからアクセサリーとして単体で売られているリリースハウジングユニットを利用できることだ。余分なパーツがついてこないし、値段も1万円以下で入手可能だ(国内発売はされていないようだけど)。自作のリリースプレートの材料としては、最適ではないだろうか。
残る問題は、ちょっと複雑な形状のビンディングを取り付けるベースプレート部分をどう製作するかである。
その2につづく

