2006年05月18日

英語版Garmin GPSに入る日本の地形図

アップアップダウン製作所というところから、ようやく実用的なものが出たようだ。
等高線間隔は、20mだけど、レビューを見る限り十分実用的と思われる。ただ、カーナビのような機能には対応していない様子。
道路や海岸線、河川やポイント情報に関しては、国土地理院が公開している「数値地図25000(空間データ基盤)」から地図を作るツールや、一部地域だけどフリーの地図を公開してくれている人がいる。

しかし問題は等高線。
これに関しては、一般に手に入るデータはラスタデータ(画像)か、メッシュデータのみ。ここからベクタデータの等高線を起こすのは、そう簡単ではない。(前記のツールもメッシュデータを元に50m間隔の等高線は描いてくれる)
アップアップダウン製作所の地図は、50mメッシュデータから気合で等高線を起こした地図のようだ。フリーではなく有料だが、これによってGPSの世界の自由度を大きく広げてくれるのだから、それだけの価値はあると思う。
ところで、電子国土のサイトで使われている地図データの等高線、元データは国土地理院の基盤地図って書いてあるけど、あれはどう見てもベクタデータっぽいのであるが、公開する予定はないのかな?

日本では日本の詳細地形図は日本語版GPSにしか入れられない、という制約をつけるビジネスモデルで、日本語版のハードウェアが非常に高い値段で売られている。Garminの本国アメリカでは実売$450くらいのGPSMAP60CSが、日本語版になると12万円もの値段になる。ハード(正確にはファームウェア)の日本語化だけでこの値段とは、正直高すぎるんじゃないかな。たとえば、同じ2バイト文字の国である台湾では、中国語版は英語版より少し高い程度の設定だ。

米国Garminのホームページには、サードパーティのMapSourceデベロッパーのリストがあるがいずれも英語版のGPSにダウンロード可能。(ひとつだけ例外があって、それは韓国の地図。なぜか台湾のガーミンの製品でしかサポートされないと書いてある。)ちなみに日本の地図はここには載っていない。
日本人は世界で一番高いGPSを買わされているといっていい。

そのような現状に風穴を開ける意味もあって、アップアップダウン製作所の地図の登場は歓迎したい。

さてこの地図、僕自身も使わせてもらおうと思っているが、最大の問題は地図の入るGPSを持っていないこと(笑)
実のところ、必要性はあまり感じていなくて、興味が先行しているだけなので、高い日本語版には手を出す気がなかった。

この際、Rino買おうかな?
posted by S.A at 19:16| Comment(5) | TrackBack(0) | 道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
60CSを購入しましたが、あの値段なので正直かなり悩みました。
でも物は考えよう。
「カーナビ機能搭載」ということで、カーナビを買うくらいならということで、購入を決意したのでした。

車での遠征時は、はっきりいって余程の事が無い限りカーナビ機能は使わないけれど、それでもないよりマシなときは何度かありました。
また日本語対応も山スキーでの疲労時なんかは、かなりありがたいものです。

なので、山スキー中はもちろんのこと、ドライブ中も一応活躍してくれるので、60CSはお気に入りです。

でもこのアップアップダウン製作所の地図は確かに画期的なシステムになりそうですね。
僕も興味ありです!
Posted by にしかわ at 2006年05月18日 20:34
性能的には、文句ないでしょうね。特に、カーナビ機能も役立っているのであれば買いと言っていいでしょう。
単に僕がヘソ曲がりで、閉鎖的なビジネスモデルに抵抗を感じてしまっている、というだけなんです。

英語モデルに地図が入れられるとなると、コスト的なメリット以外にも、いろいろな理由により日本では売られていないモデルのGPS(Rinoシリーズとかね)の活用範囲が広がるといったメリットもあり、僕はそのことにも魅力を感じています。
Posted by 野遊び人 at 2006年05月19日 12:32
あいかわさん、ご教示いただいて、はじめて、訪問させていただきました。ありがとうございます。
でも、すごいですねぇ!広い分野でアウトドアを楽しまれているんですね。
カヤックは私も少し嗜んでいて艇は「HAMMER」をもっています。機会があれば是非、ご指導下さい。

GPSハンドヘルドについて
先日のジムでの会話でHちゃんも60CSを手にされたそうです。わたしも60CSのユーザー2年生として、山歩きに役立てています。
トポ10Mを入れておくとホワイトホールや夜間での行動も容易です。また、MSASの信号を受信すると位置精度は±2mとまさにピンポイントです。
でも、お値段は許せる金額ではないですね。
Posted by Leo at 2006年05月19日 16:03
ついに出たか!
知らなかった。。
すごい。。
しかし、またしても、日本総代理店の思惑とは違う方向にGPSの世界は発展してしまうようですね。
値段も9000とリーズナブルだ。
小型のマピングGPSが欲しくなって来たけど。。
いいのが無いな、ForetrexサイズでマッピングGPSがリリースされれば即買いですね。
ほんと機能を発揮するのはRinoだなあ。
JK1VYQとしては、Rinoは買えないが。。
改造して、430MHz無線機にして、ちゃんと申請を行なう?
無理っぽいなー
アマチュア無線で使えればアウトドアの人間はみんな買うぞ!
ご参考
http://www.den2.org/~gakuseimusen/frsgmrs.htm
Posted by k1ro at 2006年05月20日 12:16
確かに、Foretrexシリーズで地図の入るのが出たら即買いです!
Rinoに関する周辺事情は、承知しています。それで二の足踏んでるんですけどね。でもあのGPSの機能はアウトドア用としてあまりに魅力的ですなあ。
というわけで、もし買ってもブログにレポートは載らないでしょう(笑)
rinoのカナダ向けバージョンってのはあるみたいだから、働きかけと需要があれば、日本の規格に合わせたもの作ってくれる可能性もありそうですけどね〜
代理店は、こういうところでがんばってくれたらいいのに(かなり高くなりそうですが)

>Leoさん
早速来ていただき、ありがとうございます。
カヤックはまだまだなんちゃって程度ですぅ
Posted by 野遊び人 at 2006年05月22日 00:07
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