
スプロケットにはDura-Aceをおごってみた。

リアディレイラーもDura-Ace…でも9速用?

シフター/ブレーキレバーは、Campagnolo Chorus 10speed Ergopower。ええっ?
こんなことって、可能なの?
今回、10速化するにあたって、ぜひとも使いたかったのがこのカンパのエルゴパワーであった。このパーツだけでもカンパを使おうという十分な理由がある。
まず、カンパのパーツは(少なくとも日本では)シマノパーツと比べてかなり割高だ。とはいえ、全体的に優等生的にうまくまとめた感のあるシマノのパーツと比べて、特に上位グレードのものはカーボンなどをふんだんに使って非常に「スペシャル感」がある。性能的にはシマノにまったく満足している僕でも、使ってみたいな〜という憧れがあるのは事実だ。
ところが、割高なカンパのパーツの中にあって、例外的に割安感があるパーツがエルゴパワーなのだ。安いところを探せば、アルテグラのデュアルコントロールレバーと、Chorusエルゴパワーでは、それほど値段は変わらない。
もうひとつ、ハンドルバーとの相性もある。現在、ITMのハンドルバーを使っているが、シマノのレバーよりも明らかにカンパのレバーとの相性が良いのだ(特にイタリア系のパーツに多い傾向)。実際、シマノよりも、カンパのレバーを装着したときのほうが、ハンドルバーとレバーの上面との間で自然なフラットな面ができる。この部分は、ライディング中ずっと握っている部分だけに、重要だ。
そしてもちろん、カーボンを使っているだけに軽い。Dura-Aceのデュアルコントロールレバーと比べてもはるかに軽量だ。
他にも、ケーブルが横から突き出ていないため見た目すっきりとか、フロントディレイラーのトリム操作がしやすいとか、とにかくこのパーツだけはカンパの圧勝と思うのは僕だけじゃないだろう。
とはいえ、いくら使いたくても、フツーはシマノとカンパじゃシンクロしないのである。それをシンクロさせてしまうために見つけてきたのが、この小物。

アメリカのJtek Engineering Inc.というところが作っているシフトメイトというパーツだ。
日本で代理店をしているというというCycle Sports Feelというショップを見つけたので、ここで購入。海外の値段が$35のものが、4200円だったので、十分に良心的な価格設定だろう。今回のはカンパ10速-シマノ10速変換用だが、これ以外にもいろいろなタイプが存在する。
シフトメイトは、どんな機構なのかと見てみると、ようするに「りんじく」である(りんじくってなんだ?という人は小学校の理科の教科書でもどうぞ)。中をワイヤーがぐるっと余分に一周しているので、ワイヤに対するストレスは大きくなりそうだ。
もうひとつ、シマノ9速リアディレイラーが10速に使えるかどうかだが、こちらは互換性がある。もともと、ワイヤー引き量と移動量の関係は、8速も9速も10速も同じようなので、あとは可動量の問題だ。9速のフリーハブに10速のスプロケットを入れる場合、スペーサーが必要なことからわかるように、ローからトップまでの距離はむしろ8速、9速のほうが大きい。おそらく8速のリアディレイラーでも使えるだろう。
となれば、9速用パーツのほうがずっと安く手に入るし、デザイン的にもクランクが9速アルテグラのままなので、こちらのほうがしっくり来る。
さて、上記のパーツを組み合わせて調整してみたところ、実にあっけなくシンクロしてしまった。「カンパのものを使ったほうがいい」といわれていたフロントの変速のほうが心配であったが、可動域を適当に制限してやることで、問題なく動くようになった。
あとは、実走するのみであるが…まだ足が治らない(T_T)


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