軽量コンパクトで、メインの1Wランプは普通に夜間に歩いて行動する分には問題のない明るさを提供してくれるし、明るさがそれほど必要でない状況では、サブの高輝度LEDを使ったり、メインのLEDの明るさを落として使うこともでき、なかなか使い勝手の良いヘッドランプである。
しかし、夜の山を走ったり、暗闇の中で本気のナビゲーションをしなければならない場合はこいつでは明るさ不足でちょっと使えない。そんな状況では今でもハロゲンの強力なヘッドランプを持ち出すことになる。
ただ、最近3Wクラスのさらに明るいLEDヘッドランプも各社から登場してきていて、気になっているところであった。
ところで、ヘッドランプの明るさを判断する際、僕はまずワット数で考えてきた。
旧来の白熱灯を使ったランプの場合、フィラメントの効率がそう変わるものではないだろうからそれでまあ、問題はなかった。
しかし、LEDのランプの場合は、単純にワット数よりも「効率」がものすご〜く効くみたいなのだ。
現在市場にある超高輝度タイプのLEDはほとんどLumileds社のLuxeonというLEDが使われている。この製品、ばらつきがかなり大きいらしく、個々の製品は(おそらく製造後に)ランクわけされ、そのランクが製品に記載されている。そして、同じモデルのLEDのヘッドランプでも、別のランクのものが使われていたりするようだ。
1WタイプのLuxeon-Tでは標準的なのはQランクで、350mA流した時の明るさが大体30.6-39.8lmである。(このあたりの情報は、友人のアウトドア電子工作の名人k1ro氏のサイトから)
しかし、最近のLEDの高性能化は目覚ましく、100lmを超える高効率のLEDも登場しており、もはやLuxeon-Tクラスのものは明るい部類に入らない。ただ、この手の高効率LEDを組み込んだアウトドア向けヘッドランプはまだ登場していない(たぶん)ので、使おうと思ったら工作するしかないようだ。
さて今回、上記k1ro氏が「転職祝い」ということで格安でジーニックスIQの高効率LED化改造を請け負ってもらえることになった。感謝!
僕のジーニックスIQに入っていたLuxeon-TはQランクよりも性能の落ちるPランク(23.5-30.6im)だったようである。これをCree社のCree7090 XR-E Q5(107-114lm)と交換するという改造だ。単純に考えて、3、4倍は明るくなるってことかな?
改造が完了したヘッドランプが届いたので、早速点灯。おぉ!明るい。
比較…したいけれど比較対象のものはすでに改造されてしまったわけでない。そこで全然別モデルだけど1WのLED(たぶんサイドエミッティングタイプのLuxeon-T)を使うプリンストンテックのヘッドランプが手元にあったので、これと比較してみた。

ご覧のとおり、まったく別物の明るさ。うれしいのはこの性能アップはLEDの効率アップのみで達成されていること。ランタイムなどは変わらないはずである。
これなら、夜のトレイルランでもMTBでも、迷わずこのヘッドランプで繰り出すことができそうだ。ただ、ハロゲンタイプのヘッドランプの存在意義が…


LEDはもう少し演色性が高いと、見やすいのですが、スキー場のナイター照明のような陰影が見えやすくなると良いのだけど。。。
そうそう、最近のヘッデンは
http://www.luxeon.com/products/line.cfm?lineId=19
LUXEON Rebelの80-90lm/w品を使ったものが出てきているようです。これであれば、初めからかなり高効率です。
http://www.chubu-plot.com/gentos/hw767h/
たしか、BDなんかも変ってきていたような?
おお、このヘッドランプはよさそうですね。しかも安い。Gentosなかなかやりますな。
BDの3ワットはなにを使っているのでしょうね。そろそろLEDに関してはワット表示をやめてほしいところです。
ルーメン表示とか、チップ名表示とか。マニアックすぎるか?
そうそう、ARJも総合優勝されたようで、さすがです。
僕は最近はレースの類に出られる状態ではなくなってしまってますので、ひそかに牙(あるのか?)でも砥いでおきます…
ハンドライトの世界では、Fenixなどはチップ名とその使用グレードまで書いてるのがあります。
ARJSはかなり楽しいですよ。水物がしっかりしていて、MTBも原人がスタッフにいる事もあってつぼを押さえています。是非来シーズンは!
やはり、アドベンチャーレースというからには特定の種目の強さだけで勝ててしまうのはツマラナイですからね。
出たいな〜